睡眠時無呼吸症候群について
患者様から寄せられる主な質問をまとめています。

睡眠時無呼吸症候群は昔からあった病気ですか?

睡眠時無呼吸症候群は、1976年にその名がつけられました。
治療の歴史も浅く、現在最も多く行われているCPAP療法が健康保険適応になったのも1998年からで、スリープスプリント(マウスピース)による治療が健康保険適応になったのは2004年となっています。

睡眠時無呼吸症候群が原因で起きた深刻な事故が起きたりもしていますか?

睡眠時無呼吸症候群が原因とされる事故は、以前より様々なメディアで取り上げられています。
そして、JR山陽新幹線で「ひかり」126 号を居眠り運転した運転士が、重症の睡眠時無呼吸症候群と診断されたことに端を発し、国土交通省は全ての公共輸送機関に関わる部局の担当者を集め、睡眠時無呼吸症候群対策を考える検討会を省内に発足させています。

睡眠時無呼吸症候群は遺伝する病気ですか?

睡眠時無呼吸症候群自体は遺伝しませんが、肥満の体格や、顔面の骨格上、顎が小さい方が気道が閉塞しやすい為、体型が親子で同じ場合、睡眠障害に罹る場合はあります。

子供でも睡眠時無呼吸症候群になることはありますか?

お子様でも該当する場合はあります。
ただし、お子様の場合、ほとんどがアデノイド肥大及び扁桃腺肥大から来る無呼吸が大半で、手術となるケースが多いのが実情ですので、耳鼻咽喉科の受診をお勧め致します。

睡眠時無呼吸症候群の治療費はどれぐらいかかりますか?

CPAP療法の場合、月に約5,000円程度で、初診時の検査で約3,000円程度がかかります。
尚、全て医療保険が適用されます。

CPAP療法が効かないこともあるのでしょうか?

CPAP療法は非常に効果が高いのですが、装着時のマスクが気になって夜間外してしまうといったことで、持続しないケースがあります。
そういったときには、初期の設定を変更することで、改善する場合も非常におおく見受けられます。

CPAP療法は毎日必ずしなければいけないのでしょうか?

毎日使用していただくことが望ましいです。
ポータブルで持ち運びができるよう、バックサイズに収納できますので、旅行や出張でも持参いただくことが可能です。

CPAP療法は一生続けていかないといけないのでしょうか?

CPAP療法は保存療法ですので、単体で病気が治癒するものではありません。
そのため、CPAP療法だけを行うのであれば、ずっと使用しなければなりませんが、同時に生活習慣の改善も行っていただくことで、治癒を目指すことが可能です。