危険な「いびき」と平気な「いびき」の違いについて

「いびき」には、
危険な「いびき」と平気な「いびき」があります。
この見きわめが大切です。


平気な「いびき」

「いびき」をかいても熟睡でき、起きてからもなんら支障無く過ごせるようなら、そのいびきは「単純いびき症」あるいは「原発性いびき」と言って、あまり心配いりません。
また、激しい運動や重労働をして疲れたから、深酒をしたから、枕が高すぎるから、などのように思い当たる節がある「いびき」も通常は心配いりません。

危険な「いびき」

睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合
  • 「大いびき」をかいたと思ったら、呼吸がしばらく止まり、しばらくすると再び「大いびき」が再開する。
  • 毎晩のように、こうした状態が繰り返される場合は、要注意で、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の可能性があります。他の生活習慣病を招きやすいので、早めに耳鼻科などの専門医療機関への受診をお勧めします。

脳卒中で意識障害を起こした場合
  • 脳出血や脳梗塞などの脳卒中で意識障害を起こすと、舌がのどの奥に下がって「いびき」をかくことがあります。
  • 睡眠中の脳卒中はわかりにくいものですが、一緒に寝ている家族が「突然のいびき」に気づいたようなときには、意識状態の確認をし、ちょっとでも「怪しい」と思ったら救急車を手配しましょう。

このように、いつもは「いびき」をかかない人が、急に「大いびき」をかき始めたような場合は、大きな病気が発症した可能性があり、要注意です。